2013 「道場破り」 in スパ西浦  ドラテク編

2013年03月07日(木)

 

 

 

 

本日は、2013 「道場破り」 in スパ西浦  ドラテク編 です。

 

 

 

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(サーキットの前に広がる この景色、イイですよね~)

 

 

 

 

 

 

スパ西浦は、数年前に(確か 2009年)、DRY で走って以来、

タイムアタック してなかったんですよね~。

(前回は、WETだったし・・・・・・・)

 

 

 

まず、スパ西浦のレイアウトは、こんな感じです。

 

 

21

 

 

で、タイムに大きく影響するコーナーは、

① ~ ④ までのコーナーとなり、全体のウエイトの80% は、

これら前半のコーナーなのであります。

 

 

 

もちろん、後半 ⑤ ~ ⑧ も、失敗すれば、タイムロスしますが、

ラップタイムの 80% は、① ~ ④ までのコーナーで、形成されると言っても、

過言ではありません。

 

 

 

 

 

では、はじめてみたいと思います。

 

 

まず、4速全開で、ストレートを駆け抜け、

1コーナー手前で、ブレーキング。

 

 

 

で、どこからブレーキをスタートするか・・・・・・・、ということは、

ある面、永遠の課題ですよね。

 

 

よく、100m看板 とか、50m看板から、ブレーキングとか聞きますが、

それは、看板の真横なのか? ナナメなのか??

そこから、ブレーキなのか? アクセルOFF なのか??

 

ちょっとした、ニュアンスの違いで、伝わると、かなりデンジャーですよね。

 

 

また、看板を見てから、ブレーキを踏むと、

視線が大きく動くことから、クルマが、ブレてしまいます・・・・・。

 

 

ですから 田中は、ブレーキ開始ポイントは、一切、コース脇の看板を見ません。

 

 

 

もちろん、位置関係を把握するために、

ストレート走行中は、見るときはありますが、

ブレーキング開始直前は、看板は見ずに、これから進入するコーナーを見ます。

 

 

この、コーナーまでの見た目の距離感が、すごく大切なんです!

 

 

 

この距離感の精度はかなり正確で、

コーナーが迫ってくる感覚を理解できれば、

きっと、毎ラップ 同じ位置からブレーキが開始でき、

 

また、少し飛び込む とか、手前からブレーキング といった、

調整も、慣れれば、カンタンに行えるようになると思いますよ~。

 

 

 

 

 

で、ここかなぁ~、と思うところから、

ブレーキング & 4 → 3 → 2速 と、シフトダウン。

 

 

アウトから、「カクン」 と、進入するのではなく、

早めにステアリング切リはじめて、

ナナメに、① コーナー クリップを目指します。

(この方が、ジックリ 右フロントタイヤ に荷重がかかりますからね!)

 

 

 

そして、① コーナー で、大切なこと、

それは、アクセルを踏み出すタイミングと、アクセルを踏む量です。

 

 

特に、LSD 装着車は、

1コーナーと 2コーナー をつなぐ ほんの数メートルの直線区間で、

イメージより 5m ぐらい、手前からアクセルに足が乗ります。

 

 

でも、ほんの少しだけです。

アクセル開度で言うと、5%~10% ぐらいで、この状態で、しばしキープ。

 

 

すると、クルマは 「クルッ」 と曲がり出しますので、

そこからは、フロントが浮き上がって、アンダーステアにならないギリギリを狙って、

徐々にアクセルを踏んで、縁石ギリギリに立ち上がるイメージです。

 

   

もし、アクセルON のタイミングで、いきなり全開になるなら、

アクセルを踏み出すポイントが遅く、

 

一度開いた、アクセルが、再び戻るなら、

アクセルを踏むタイミングが早いか、

アクセルを急激に踏み過ぎです。

 

 

 

このアクセルコントロールが、うまくできると、

ヨコG が、大きく変化することなく、

コーナー立ち上がり部分で、一定に ヨコG がかかったまま、

縁石まで行くことができます。

 

 

これができると、① コーナー のボトムスピードも、

立ち上がりのスピードも、ガッツリと上げることができますので、ぜひ、お試しあれ!

 

 

 

 

 

そして、スパ西浦 最大の難関 ② コーナーへと向かいます。

 

 

31

 

 

この ② コーナー直前に、2 → 3 とシフトアップし、

コーナーに進入するのですが、ここは、マジに、難しいです・・・・・。

 

 

 

 

まず、よく失敗する例から説明しましょう。

それは・・・・、

 

 

 

1) 思い切って ハイスピードで ② コーナー に進入

2) 想像より進入スピードが高いと思い アクセルOFF

3) リアが、ブレイクして スピン状態に

4) クルマは、アウト側の縁石の上

5) そのまま、イン側に巻き込んで、クラッシュ!

 

 

 

 

というパターンです。

 

 

 

このクラッシュ、何が原因か・・・・、

それは、2) のアクセルOFF です。

 

 

 

このコーナーは、下っています。

ということは、タダでさえ、フロント荷重になりやすい = リアに荷重が乗らない。

 

ステアリングを切って、コーナーに進入し、

タイヤのグリップが、ヨコは方向に使用されているときに、アクセルを抜けば、

荷重はもっとフロントに移動しますので、それはもう、ひとたまりもありません・・・・・・・。

 

 

ですから、② コーナーのポイントは、

コーナーの中では、アクセルを踏んでいることなのです。

 

 

減速するなら、コーナーに、差しかかる前です。

 

決して、クリップを取りに行く途中で、アクセルOFF(急激な全閉)は、

避けなければなりません。

 

 

もちろん、コーナーに、差し掛かってからの ブレーキングなど、

まさに、自殺行為 としか言いようがありません・・・・・・。

 

 

ということは、② コーナーは、

クルマのバランスを確認しながら、

少しずつ コーナーへの進入スピードを 上げて

クルマの限界が、どのあたりなのかを、シッカリ 探ることが重要なのであります。

 

 

 

要するに、② コーナーは、ラップタイムが速くなるに連れて、

どんどん難易度が上がる、コーナーであり、

このコーナーを攻略できない限り、スパ西浦 は、速く走れないのです。

 

 

 

ライン的に、話をすると、

 

このコーナーは、単純な アウト イン アウト となり、

クリップが、イン側 縁石に、近ければ、近いほど、

立ち上がりのラインは、有利になります・・・・・・・が、

 

 

縁石にタッチすれば、そこから先は、地獄・・・・・・・です。

(だって、アウト側に、弾かれますから・・・・・・)

 

 

ですから、相当コースに慣れるまでは、

イン側縁石に近づきすぎないほうが、よろしいかと思います。

 

 

 

 

とまぁ~、

あまりにも、恐ろしいことばかり書きましたが、

② コーナー 攻略法には、順序が大切だということです。

 

 

 

 

 

ステップ別に解説すると、

 

1) ① コーナーを立ち上がり、ストレート区間で、アクセル OFF(全閉) + ブレーキング

2) ① コーナーを立ち上がり、ストレート区間で、アクセル OFF(全閉)

3) ストレート区間で、アクセル OFF(全閉) + コーナーはアクセルを踏んで進入

4) ストレート区間で、アクセル 戻し(全閉にはしない) + コーナーはアクセルを踏んで進入

5) ストレート区間 後半ギリギリで、アクセル 戻し + コーナーはアクセルを踏んで進入

6) ステアリングを切るあたりで、優しく アクセル 戻し + コーナーはアクセルを踏んで進入

7) ステアリングを切ってから、優しく アクセル 戻し + コーナーはアクセルを踏んで進入

 

 

の順番ですかね~。

 

 

特に、6) 7) で、アクセルを戻す(全閉にはしない)ときは、

一気に戻すのではなく、ゆっくり戻すことが、ポイントとなります。

 

 

もちろん、

「コーナーはアクセルを踏んで進入」 = 「全開」 ではありませんので、

お間違いなきように、お願いします。

 

 

 

 

また、6) 7) にて、一気に、アクセル OFF(全閉) を行っても、

オーバーステアが出ない場合は、

クルマのバランスが、かなりアンダーステア ですので、速くは走れないですね・・・・。

 

 

 

勢いや、根性ではなく、

クルマを急激に動かさず、

リアのグリップと相談しながら、走れる人でないと、

 

この ② コーナーは、なかなか、攻略できないと、田中は思います。

 

そして、間違いなく、スパ西浦 で、難易度 No1 のコーナーとなり、

オマケに、このコーナーの速さが、ラップタイムも大きく影響するコーナーなのであります。

 

 

 

で、お次! ③/④ S字コーナー となります。

 

 

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いや・・・・、このコーナーも、難しい・・・・・・。

 

 

 

 

複合コーナーなので、④ コーナーの立ち上がりを 最優先に考えます。

そのために、一番重要なこと、それは、

③ コーナーで、クルマをスライドさせないことと、ボトムスピードを上げることです。

 

 

 

では、順番に解説すると、

 

 

立体交差 を過ぎ、③ コーナー のポスト(オフィシャルさんがいるところ) 

に向かって、真っ直ぐ、ブレーキング。

 

 

2速にシフトダウンを行い、③ コーナー のクリップを取りに行きます。

で、このときのスピードが、かなり大切。

 

なぜなら、このコーナー 入口から 出口に向かって、

上ってっているのです・・・・・・・。

 

 

上っている、コーナーで、ボトムスピードが足りないと、

アクセルを踏むタイミングが、早まってしまい、

フロントタイヤの接地が薄れ、アンダーステアとなってしまうからです。

 

 

かといって、クルマが、スライドするのは、もっと最悪・・・・。

リズムが命の S字コーナー で、スライドすると、スライドが治まるまで、

待つしか手がありませんからね・・・・。

 

 

 

 

ですから、スライドする ギリギリ手前のボトムスピードで、

③ コーナーをクリアーし、④ コーナーへと向かいます。

 

 

そして、③ コーナーのボトムスピードさえ速ければ、

④ コーナーの立ち上がりは、カンタン に、ハイスピードでクリアーできるんです。

 

なぜなら、50km/h からの フル加速と、

55km/hからの フル加速では、フロントが逃げる量が違うからです。

 

当然、50km/h からの加速のほうが、

大きなエネルギーが必要な分、フロントは浮き上がりやすくなり、

立ち上がりでアンダーステアになりやすくなってしまいます・・・・・・。

 

 

 

 

いや~、かなり長くなってしまいましたが、

ご理解いただけたでしょうか???

 

 

 

 

でも、ここからは、カンタン。

 

 

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次の ⑤ コーナーは、

ブレーキングの後、3 → 2速に、シフトダウンし、

 

 

ブレーキリリースをうまく活用しつつ、少し長めのクリップを取り、

アウトいっぱいに、立ち上がり・・・・、

 

 

 

 

次の ⑥ コーナーは、

出口が タイト になっていますので、クリップを奥目に取り、

 

 

 

 

⑦ コーナーは、頑張って、アクセルを踏み、

  (エキスパートは、全開だと思います)

 

 

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⑧ 最終コーナーに、向かいます。

 

 

最終コーナーは、あまり、アウトから進入せず、

コースの真ん中、もしくは、ちょっとアウト側 ぐらいから進入し、

 

あとは、フロントタイヤのグリップと相談しながら、アクセルを踏んでいけばOKです。

 

 

 

 

これらの 後半セクション レイアウトは単純で、

テクニック的にも、難易度は、高くありません。

 

 

ただ、風の噂で、秘密の近道 が、あると聞いたことがあります(笑)

 

 

 

 

 

 

 

ということで、超大作となりましたが、

田中ミノル スパ西浦 1:00:8 の 車載動画 を どーぞ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

以上、2013 「道場破り」 in スパ西浦  ドラテク編  でした!

2013 「道場破り」 in スパ西浦  セットアップ編

2013年03月06日(水)

 

 

 

やっと、セットアップの資料がまとまりましたので、

今夜は、スパ西浦 の セットアップ編です。

 

 

 

中部圏では、大人気の スパ西浦 モーターパーク。

それだけに、ハイレベルなんですよね~。

 

おまけに、エンジンチューニングが進んでいる 中部圏 ですから、

タイムが、かなり速い・・・・・・・。

 

 

ですから、かなり気合を入れて、

スパ西浦 入りしたのでありました。

 

 

 

 

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では、持込のセットアップから。

 

 

日時    : 2013-02-28
サーキット : スパ西浦
ドライバー : 田中 ミノル
メカニック :  阿部・佐藤
車輌    : ZC31S スイフト2号車
時間    : 9:00~9:50 11:00~11:50 14:00~14:50 (合計3セッション)

 

 

イニシャルSET 

ホイール           CLEAWAYS    F:7.5J-16+30     R:7.5J-16+46

タイヤ             DIREZZA ZⅡ   F:225-45-16(中古)  R:205-45-16(中古)

内圧             F:2.6 R:2.6 (温間)

ホイールスペーサー    F なし  R なし

リアスタビ          φ38

スプリング          F:65-06-900 パーチェ装着

                R:58-05-1000パーチェ装着

ダンパー 減衰       F:MAX 5戻し R:MAX 8戻し

キャリパー          F 純正  R 純正

ブレーキパッド        F 04M  R 88B

LSD              50-20 6.5kg (O/H済み)

ミッションオイル       開発品

エンジンオイル       TM-SQUARE M16A 5W-40(継続使用)

オイルクーラー        TM-SQUARE

E/Gマウント        強化タイプ 試作品

ファイナル          4.7(アールズ)

車高             F 605mm R 585mm

トー              F OUT 0:20   R トーレスシム(-30) IN 0:10

キャンバー         F -5.8   R 大盛り -3.5

フロントロアアーム    TM-SQUARE ロングアーム

ナックル          TM-SQUARE 純正キャンバーナックル

空力デバイス       カナード装着

エキマニ          試作品 Ver2  +  バンテージ100

ECU             TM-SQUARE  V3.0 AB EX

 

 

 

もちろん、スパ西浦は、最高速もある程度高いことから、

アンテナは、高速仕様! (笑)

 

 

2

 

 

 

 

で、走り出してみると・・・・・・・、

 

 

 

① イニシャル(走行1) 9:00~9:50 BEST 01.7  気温 9.3℃  路温 10.6℃

 

 

連続周回では、1コーナーで止まリが弱い

クルマの動きが大きい (特にフロント)  フロントのみ ハイレートの必要性あり

ダウンフォースを感じる (3コーナー)

タイトコーナー  ターンイン ~ ミッドで、フロントが詰まる感じがする

S字入口のみ ブレーキを残し過ぎると、O/S  他は、O/S なし

 

 

 

といった、コメントとなりました。

 

 

    セッション中変更

    F ブレーキパッド   04M → 05K

    F ダンパー減衰    -5 → -3

 

 

 

3

 

 

フロントブレーキパッドを少し、効きの強い、05K に変更して、

フロントの動きに対して、ダンパーで沈み込むスピードを抑えてみました。

 

 

すると、コメントは・・・・・、

 

    パッドは、後半セクションで強いイメージはあるが、

  1コーナーを考えると、05K の方がマッチングしている

  ダンパーは、クルマの動きが緩やかになった (BETTER)
 

 

 

 

また、内圧に関しては、

 

                           BEST

  1) イニシャル  F 2.7  R 2.9     02.0

  2) 追加1     F 3.0  R 3.1      01.7

  3) 追加2     F 3.2  R 3.4      01.9

 

F 3.2  R 3.4 は、シッカリ感があるが、

数ラップで、タイヤの表面グリップがダウンする(プロファイルの変形) 

BEST は、2) あたりと思われる

 

 

 

といった内容が、田中のコメントとなりました。

 

 

 

水温 83℃  油温 112/104℃  ミッションオイル 102℃  F ローター 503-475℃ 

※ 油温に関しては、カバー装着にて、 IN/OUT の温度を表記

 

 

そして、次のセッションのために、

 

 

   変更   

   F スプリング  900 → 1000
  
   NEW ブレーキダクト ON

   内圧 F 3.0  R 3.2 にリセット

 

 

といった、変更を加えました。

クルマの動きが大きく、ステアリング レスポンス も、

少々悪かったので、Fのみ、ハイレート化。

 

そして、ブレーキダクト(開発パーツ)を装着し、

一番フィーリングの良かった、内圧に、セットしました。

 

 

 

② 走行2  11:00~11:50  BEST 01.7   気温 12.4℃  路温 19.1℃

 

 

フロントのレスポンス向上(ハイレート化により)

ステアリングの切り足しにも反応 (ターンイン ~ ミッド では、◎)

3コーナーのボトムスピード↑

少し、ハネが発生(タイムに影響はしないレベル)

2速コーナー 立ち上がり にて、トラクションが逃げる (U/S)

ブレーキローター温度は、+10~20℃ レベル

コンディション(気温上昇)的には、約0.2秒 Down と思われる

 

 

 

 

うっ~ん・・・・・、

フロントハイレートは、メリット/デメリットが、混在しますね・・・・・・・。

 

でも、次の開発パーツをセット。

 

 

  

        セッション中変更1   

   トーションビーム ジェラコンカラー 試作品2 装着

 

 

 

 

4

 

5

 

 

 

 

今回は、ダブル匠 ですから、作業は超高速!!

で、田中のコメントは・・・・・、

 

 

     ステアレスポンス向上

   ターンイン ~ ミッド にて、クルマは曲がる方向

   3コーナー ターンイン時の安定感 大幅向上

   2速コーナーからのトラクション 一段と Down (U/S大)

   ラップタイムは、カラー非装着 01.7  カラー装着 2.0 (0.3秒 Down)

 

 

こちらも、メリット/デメリットが、混在しますね・・・・・・・。

悩ましい・・・・・・。

 

そこで、セットアップを微調整。

 

 

    セッション中変更2    

    F ダンパー減衰  -3 → -5

    内圧  F 3.0  →  2.8   R は、KEEP

 

   

でも、ラップタイムは、変化なし・・・・・・・。

 

水温 83℃  油温 114/104℃  ミッションオイル 101℃  Fローター 512-461℃ 

 

 

次のセッションが、最終セッションとなりましたので、

ここで、アタックの準備。

そう、V700 投入です!!

 

また、エキマニ を 試作品1 に戻して、

試作品2 と、評価をしました。

(このあたりが、やっぱ、レースで磨かれた 完全な、比較評価の真髄ですね!)

 

 

    変更

    タイヤ  GⅡ → V700

    ジェラコンカラー 試作品2 OFF

    エキマニ 試作品2 → 試作品1 (バック To バックで再確認)

③ 走行3  14:00~14:50  BEST 00.8   気温 14.7℃  路温 21.7℃

 

全体的にグリップは高い  特に、立体交差手前 と、S字が、速い

エキマニは、試作品2 の方が、低中速が強い

2速コーナーの出口  F の浮き上がりにより、トラクションが薄い (U/S)

F 1000ポンド + V700 では、U/S のバランスが強い

 

 

水温 82℃  油温 110/99℃  ミッションオイル 81℃  Fローター 未計測 

 

 

 

気温的には、かなり厳しい状況でしたが、

V700 パワー炸裂ですね。

立体交差 手前のコーナーでは、明らかに景色が変わりました。

 

そして、「道場破り」 成立の瞬間でした!!

 

 

 

 

 

 

では、今回のテストを振り返ると、

ZⅡ の内圧に関して

F 3.2 以上は、プロファイルが変形し、

トラクションが悪くなるので使用できない。

(タイヤの表面が、内圧に押され、丸くなるから接地が悪くなるという意味です)

 

適正値は、 F 2.8~3.0  R 3.0~3.2 と思われる

 

 

6

ブレーキダクト(試作品)に関して

50φホースタイプと、温度的には、大きな違いはない

一部、干渉があるので、この部分は、完全にクリアーできるように変更を加える

エキマニに関して

試作品2 の方が、低中速が強い

(これが、最終仕様になると思われます!)

 

 

 

7

スプリングレートに関して

F 900 → 1000 は、ターンイン ~ ミッド では、すべての部分で ◎

しかし、タイトコーナーからの トラクションが悪くなる(U/Sになる) 

 

想像の域ですが、 F 900  R 800 あたりが、一番マッチングするように思われますね~。

パーチェ に関して

R パーチェ ON は、ストリートの乗り心地 ◎◎◎

サーキットでは、何の違和感も感じない・・・・。

 

いや~、今回、はじめてリアにも、

パーチェを装着したのですが、マジ、ありえないですね・・・・・。

 

1000ポンドで、あの乗り味、乗り心地は、

田中の常識を大きく、覆す結果となりました。

 

これなら、何の迷いもなく、ハイレートに トライしてもらえると思います。

さすが、HYPERCO テクノロジー です。

 

 

 

 

8

 

9

 

 

 

以上、2013 「道場破り」 in スパ西浦  セットアップ編  でした!

出張 「匠の日」 開催のお知らせ!

2010年10月15日(金)

来たる、2010年10月31日 に、

スパ西浦モーターパークにて開催される、

SWIFT meeting in TUBU 2010

 

 

このイベントに、TM-SQUAREは、

デモカー(久し振りに、1号車!)を持ち込み、

タイムアタックを行います。

 

 

 

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でも・・・・・、イベント出展で、

いつも月末に開催している、月間 「匠の日」 が、

開催できないんです・・・。

 

 

そこで! 今回はなんと!! 

レーシングメカニックを現地に派遣し、

出張 「匠の日」 を開催してしまおうという

コンタンなのです。

 

もちろん、驚きの工賃設定で、

バッチリ現地にて、取付を行う予定ですが、

昨年のように日もトップリと暮れ、

サーキットの方から「いい加減にしてくださいよ・・・・・」と、

言われないように、今回は、装着作業に限定数を設け、

完全予約制としました(一部商品除く)。

 

 

スーパーお買い得メニューは、こ~んな感じです。

 

 

① TM ダンパーキット 完全装着プラン! 

ご予約時に、設定する車高、キャンバー、スプリングレートを、

打ち合わせを行い、当日、レーシングメカニックが、

設定値どおりに、装着作業を行います。

 

もちろん、デモカーと同じ数値に、アライメントも、合わせ込みます。

 

1名限定   完全予約制

ダンパーキット(フルキット)  +  作業工賃  = ¥335,000(税込)

 

 

② TM-SPORT ECU 現地書き換えプラン!

言わずと知れた、TM-SQUARE SPORT ECU が、

イベント価格 で、書き換え可能です。

 

でね、今回は、なんと! ワイドレンジドアミラー または、

カーボンナンバープレート のいずれかをプレゼントしちゃいます! 

まぁ~、年に一度のBIG イベントですから、頑張りました。ハイ。

 

ECU 書き換え  ¥85,000(税込)  プレゼント品付き

(予約は不要ですが、先着5名様ぐらいが、時間的にも限界かと・・・・。

可能なら、予約いただいた方が、より間違いないかと思います)

 

 

③ ZONE ブレーキパッド スペシャル工賃 または、オマケ付きプラン!

いよいよ突入する、タイムアタックシーズン。

ベストラップ更新のためにも、

各サーキットに完全適合した、効きと リリースコントロールを

チョイスできる、ZONE が、現地装着可能です。

 

 

ZONE   F 03C  R 88B   (通常価格 ¥36,750)  

が、作業工賃を含んで ¥38,000(税込)

 

 

ZONE   F 05K   R 88B  (通常価格 ¥37,800)

が、作業工賃を含んで ¥39,000(税込)


TM ストリート  1台分   (通常価格 ¥18,000) 

が、作業工賃を含んで ¥22,000(税込)

 

 

となります。

上記以外の摩材は、工賃込みの価格を、

お問い合わせ時に、ご案内します。

こちらも、完全予約制となり、限定5名様となります。

 

また、DIY派の方々(商品のお持ち帰り)は、

ZONE  F 03C  R 88B  (通常価格 ¥36,750) →   ¥34,000(税込)

      F 05K  R 88B  (通常価格 ¥37,800)  →   ¥35,000(税込)

     (な、なんと! BILLION スーパーブレーキフルード 1本 プレゼント!!)

 

TM ストリート  F/R   (通常価格 ¥18,000)  →  ¥18,000(税込) 

  (BILLION BB4 ブレーキフルード 1本 プレゼント!!)

 

お持ち帰りいただく分は、限定数はありません。売り切れまで、OK です。

 

 

④ キャンバーシム その場で取付けプラン!

その名のとおり、キャンバーシムを現地で装着します。

お値段は・・・・・、

 

並盛キャンバーシム  +  作業工賃  =  ¥20,000(税込)

大盛りキャンバーシム  +  作業工賃  =  ¥23,000(税込) 

並盛/大盛りの合計2名限定 完全予約制

 

また、DIY派の方々(商品のお持ち帰り)は、

並盛キャンバーシム + TM-SQUAREステッカー1枚 = ¥14,000(税込)

大盛りキャンバーシム + TM-SQUAREステッカー1枚 = ¥17,000(税込) 

 

となります。

 

 

⑤ ピロアッパーマウント その場で取付けプラン!

こちらも、その名のとおり、キャンバーシムを現地で装着します。

お値段は・・・・・、

ピロアッパーマウント  +  作業工賃  =  ¥28,000(税込)  

1名限定 完全予約制

 

また、DIY派の方々(商品のお持ち帰り)は、

ピロアッパーマウント + TM-SQUAREステッカー1枚  =  ¥17,000(税込) 

 

となります。

 

 

もちろん、HYPERCO スプリングや、

エアロパーツをはじめとする各種TM-SQUARE パーツも、

イベントならではの価格で、販売しますので、

ご予約、お問い合わせは、お気軽にご連絡下さい。

 

 

 ご予約

オーダーフォーム

 

お問い合わせ

mail@tm-square.com

TEL 03-5706-1888

 

  

なお、当日は、クレジットカード/ショッピング クレジットは、

ご利用いただけませんので、

クレジットカード/ショッピング クレジットご利用の場合は、

事前決済にて、よろしくお願いいたします。

 

 

 

さぁ~、夢の59秒台に届くのか、

また、匠たちが、どんな素晴らしい作業をしてくれるのか、

とっても、楽しみのイベントですね~。

 

 

参加されている方はもちろん、

見学に来られるみなさんからも、

ご予約、お問い合わせ、

お待ちしております!!!!!

 

 

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