2024 TSUKUBA スーパーバトル 参戦表明!

2024年12月12日(木)

なんだか、1年があっという間ではございますが、今年もこの季節となりました!

イベント名  第36回 REVSPEED 筑波スーパーバトル

開催日    2024年12月19日(木)

場所     TC2000(筑波サーキットコース2000)

で、今年は大きなアップデートはございませんが、
新たな扉を開けるために参戦したいと考えています。

でもって、車両のスペック的には、以下のとおりでございます。

エンジン       試作 鍛造ピストン
           試作 鍛造コンロッド
           TM-SQUARE 強化ヘッドガスケット
           TM-SQUARE 強化スタッドボルト
           試作 カムシャフト(エキゾースト)
           ボルグワーナー ターボチャージャー
           試作 Φ70 マフラー      
           340㎰仕様      

ホイール       F:10.0J-18 +25           
           R:8.0J-17 +54

タイヤ        F:ADVAN A08B 255-40-18    
           R:ADVAN A08B 225-45-17

ダンパー       F: TM-SQUARE Type TD      
           R:試作品

スタビ         F:純正スタビ + 試作強化ブッシュ 
           R:試作トーションビーム

ブレーキ        F:TM-SQUARE キャリパーキット  
            R:純正

ブレーキパッド     F:ZONE 10F          
           R:TMサーキット 134

ブレーキライン    TM-SQUARE ブレーキラインシステム

マスターシリンダー  TM-SQUARE 大径マスターシリンダー KIT

クラッチ        試作品(レーシングタイプ)

フライホイール     試作品(レーシングタイプ)

ドライブシャフト    純正品(BILLION MFX-6080グリス使用)

LSD           TM-SQUARE デュアルコア LSD

E/Gマウント      試作品(リジット3点)

外装          TM-SQUARE フロントバンパー(追加デバイスあり)
            TM-SQUARE リアバンパー
            TM-SQUARE ボンネットアウトレット
            TM-SQUARE リアウイング(追加デバイスあり)
            試作アンダーパネル

ほぼほぼ、昨年と同じ仕様となりますが、気になる部分に、
少しずつは、手を入れていますので、それらが機能すれば、昨年の Lap Time を上回れることを信じて、頑張りたいと思います。

また、タイヤは、今年も、ラジアルタイヤ(ADVAN A08B)を使用します。

まぁ~、これは、田中のポリシーですね。

でもって、目標は、

58秒台の景色を見てみたい!

ただそれだけです。

もちろん、コンディション次第になるとは思いますが、
すべてがうまく機能すれば、届かないタイムではないと、勝手に思っています。

そのために、昨年のアタックが終了した直後から、今回のアタックのために、テストを繰り返し、いろいろ合わせ込みを行いましたからね~。

まぁ~、1年越しで、昨年の忘れ物を取りに行く、まさにそんな心境でございます。

でも、きっと、ラジアルタイヤで、58秒台に突入するには、
まだまだ、越えなければならない壁がいくつかあると思いますが、
今年も、全力で、そして、全身全霊で戦いを挑みたいと思います。

ということで!


みなさん、応援よろしくお願いいたします!!

    本ブログにてご紹介した製品等のお問い合わせは、こちらのフォームから!!
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    2020 TSUKUBA スーパーバトル (番外編)!

    2020年12月14日(月)

    今回は、2020 TSUKUBA スーパーバトル の 番外編を
    お届けしたいと思います!!

    まずは、杉田さんの加入により、
    なんだか一気に、スイフト色が濃くなった
    A PIT オートバックス 東雲 さん!!

    いやはや、スイフトにて初参戦なのに、速いっす!!


    でも、まぁ~、杉田さんと一緒に、筑波のアタックを戦えるなんて!
    人生、何があるかわかりませんよね~!!

    いやはや、これからは、ライバルとしても、どーぞよろしくお願いします!!

    そして、今年も、こちらのお方は、
    パドックで、宮本節 全開でしたね~! (笑)

    みなさんにも、会話の内容をお伝えしたいところですが、
    放送コード 完全 NG  となりますので、自粛します・・・・(笑)



    (しかし、今回も、TEAM 宮本 は、速かった!!)

    それから・・・、


    アールズの 松野社長は、
    なんと! アタックの前日から、サーキット入り。

    レーシングドライバーの井口選手が、他の仕事で来れないにも関わらず、
    情報収集に余念がない・・・。いや~、飽くなき探究心、流石でございます。

    で、田中がとっても嬉しかったこと、それは・・・、

    イベントが終了して、松野社長から、
    「ボクは、TM-SQUARE の 02秒台 は、出ると思ってましたよ!」

    だって、前日のテストが終了してからの作業を見ていて、
    「タイムに対する執着心が伝わってきましたから!」 と、
    言っていただけたことです。

    (やっぱ、神様は、器の大きさが違うなぁ~)

    ただ・・・、コダマさんには、
    「やっぱ、ドライバーは、現役でないと、ダメダメ・・・・」
    と言っていたらしい・・・(笑)

    でもって、富山から遠征の Mスポーツ 水山社長は・・・・・、

    走行前、クルマの横で、精神統一!!

    と思ったら、空中浮揚!!!!!
    (すげっ!)

    ぜひ! 今度、やり方を 教えて下さい!!
    (そして、次回は、ZC31S でも、アタックを!)

    でもって、我らが TEAM TM-SQUARE の面々には、
    寒い中、いつも頑張ってくれているので、
    田中から、チームウェアーのプレゼント!!

    (イイでしょ~!)

    御殿場のアウトレットで、温かそうなの見つけました!
    (高かったんだから、大切にしてね!!  笑)

    それから、それから、タイムアタック終了後、
    取材があるとは、聞いていたのですが・・・・、



    その取材は、田中ではなく・・・・、



    なんと! コダマさんでした・・・!!(笑)

    祝! コダマさん、デビュー!!

    でも、何を語ったのだろう・・・。(笑)

    でもって、番外編のラストを飾るのは・・・、


    アタック & 取材 & 片付け が終了し、
    田中が帰路につく直前に、

    白い ZC33S にて、タイムアタックしていた
    現役の 某GTドライバーから、連絡があり・・・、

    サーキットの近くの練習場に集合(召集??)

    この後、疲れきった身体ではありましたが、
    ありがたい講義をたくさんお聞きしました・・・・・。

    いや~、こちらも、飽くなき探究心・・・・(笑)
    流石でございます。

    (ちゅーか、2.5時間 打ち放題のチケットを持ってるなんて・・・笑)
    (お互い疲れてんだから、早く帰ろうよ・・・・・笑)

    ということで、
    とっても、とっても、濃縮された、
    2020 TSUKUBA スーパーバトル でございました。

    ご出演いただきました みなさん!
    ありがとうございました!!!!!

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      2020 TSUKUBA スーパーバトル レポート!

      2020年12月10日(木)

      SNSでは、速報というカタチでお伝えしました
      2020 TSUKUBA スーパーバトル イベント!!

      我々は、TM-SQUARE 6号車(ZC33S)にて、
      ノーマルエンジン & ノーマルタービン といった条件で、
      TC2000 02秒台 を記録するという 明確な目標を持って、
      このイベントに挑戦しました。

      ちなみに、車両の仕様は、以下のとおりです。

      タイヤ        ADVAN A08B    

                  F:225-45-17      R:215-45-17

      内圧(温間)      F:2.0        R:2.0

      スプリング       F:65-06-1300   R:60-06-0800

      トー          F:OUT 0°15’     R:IN 0°10

      キャンバー       F:4.8/4.8°      R:3.2/3.3°

      ダンパー        F:Type TD 量産品  R:試作品(コイルオーバー)

      ダンパー 減衰     F:MAX 5戻し    R:MAX 10戻し

      フロントロアアーム  試作品

      スタビ         F:試作品(ブッシュ) R:試作品 Φ38

      ブレーキパッド     F:ZONE 05K +  ブレーキダクト(試作品)    
                  R:ZONE 88B

      ブレーキフルード   ZONE  ZF-031

      フライホイール    TM-SQUARE フライホイール

      クラッチ       TM-SQUARE クラッチKIT

      エンジン/タービン  純正品

      インテーク      純正品

      排気         スポーツ触媒(試作品) 
                 TM-SQUARE コンプリート マフラー R-60

      ECU         TM-SQUARE SPORT ECU

      エンジンオイル    TM-SQUARE K14C

      インタークーラー    試作品

      サーモスタット     BILLION スーパーサーモ 76.5℃

      E/Gマウント      TM-SQUARE  3点

      LSD          TM-SQUARE デュアルコア LSD

      ファイナル       純正品

      ミッションオイル    BILLION FF-750

      空力デバイス     F カナード  + F アンダーパネル
                 R ガーニー
                 サイドステップ( 70mm仕様)

      しかし、前日のテストでは、

      NEWタイヤを使用し 本番想定のアタックを行ったものの
      目標タイム(02秒台)に、0.3秒 足りず・・・・・、

      走行DATA を何度も何度も見返し、

      今から、何ができるのか、
      そして、何をやってはいけないのか、

      この 0.3秒 を削り取るために、
      「執着心という名の作業」は、遅くまで続きました。

      そして、迎えた本番当日。

      コンディションは、WETからスタートし、

      徐々に、DRYコンディションに!!

      我々は、セミWET だった第1セッションを
      コースの確認だけで早々に切り上げ、

      DRYコンディションとなった 第2セッション に、
      NEW タイヤを投入! 渾身のアタックに挑みました!!

      そして、リザルトは・・・・・!

      まさに、ギリギリではありますが、

      目標の 02秒台 に突入することができました!! (嬉)

      その後、第3セッションには、新しいセットアップをTRYして、
      またまた、ギリギリではありますが、02秒台 をマーク!!

      いや~、タイムの出方から、
      まさに、物理の限界だったように思います。

      もちろん! ノーマルエンジン & ノーマルタービン ですので、
      ライバルたちに、エンジンパワーでは、大きく劣りますが、

      足回りのセットアップと、空力を武器に、
      徹底的に、コーナリングスピードを磨き上げた、

      TM-SQUARE 6号車にて、
      02秒台 を記録できたこと、田中は誇りに思います!!

      で、今回のアタックに向けて、
      高橋さんに無理を言って作ってもらった 
      低い車高を実現する コイルオーバー式のダンパー!

      でなきゃ、こうはならないですよね~(笑)

      また、ハイレートスプリングに、よりマッチングさせるために、
      F/R ともに、ダンパーの内部にも、一部、追加加工を行いました。

      (これがまた、イイ仕事してるんですよ~!!)

      そして、本番前に、何度も、ECU 適合を行い、
      0.5馬力単位でかき集めた エンジンパワー!


      ノーマルエンジン、ノーマルタービンですから、
      やっぱり、ECU 適合は、生命線ですよね~。


      この地道な努力は、
      きっと、TM-SQUARE SPORT ECU に、
      かなり、フィードバックされると思いますよ~!!

      で、大きな声では言えませんが、アタック当日は・・・、

      なんと! フィルターレス!! (笑)
      だって、なにがなんでも、02秒台 に突入したかったのですから!!!

      (もちろん、フィルターレスでの ECU DATAも、作りました!)

      そして、そして、空力デバイスにより、

      DUNLOPコーナー と、最終コーナー の
      ボトムスピードを超徹底的に、追求しました。

      ちなみに、エンジンパワーがガッツリある車両の場合、
      空力デバイスは、装着すれば、装着するほど、速くなりますが、



      今回の TM-SQUARE 6号車のパワーでは、
      DUNLOPコーナーと、最終コーナーが、速くなる代わりに、
      ストレートでは、空気抵抗が多い分、かなりスピードが落ちてしまいます。



      今回の戦いでは、空気抵抗により、0.5秒遅くなって、
      DUNLOPコーナーと、最終コーナーで、0.7秒タイムを稼いで、
      差し引き、0.2秒 空力デバイスの効果がありました。

      まぁ~、事前に、こんなテストまで行って、本番に挑んだのですから、
      どれぐらい、我々が、02秒台 のタイムが出したかった・・・、
      ご理解いただけると思います。ハイ。

      とまぁ~! 
      正直、エンジン & タービン に手を入れず
      02秒台に挑むのは、かなり厳しく、
      我々の想像を遥かに超えた戦いではありましたが、


      今回、この戦いに挑んだことで、
      そして、この戦いに強烈に苦戦したことで、
      結果的に、スイフトを速くするロジックが、たくさん解明できました。

      ですから、今回のアタックは、
      今後の商品作りに、強烈に貢献してくれると思います!!
      (乞うご期待でございます!)

      それでは、2020 TSUKUBA スーパーバトル 

      TM-SQUARE 6号車 が、
      どのように、02秒台 のタイムを刻んだのか!!
      車載動画 にて、ガッツリと どーぞ!!

      以上、全力で準備し、全身全霊にて、タイムアタックを行い
      ギリギリ 02秒台 を出せたことが、嬉しくて仕方ない、
      田中ミノルがお伝えしました!!

      (やっぱり、執着心は、大切ですね~!!  笑)

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        2019 REV SPEED 筑波 スーパーバトル 参戦表明!

        2019年12月06日(金)

        今年も、この季節がやってまいりました!

        そう、REV SPEED が主催する タイムアタックの祭典! 
        2019 REV SPEED 筑波 スーパーバトル が、
        2019年12月11日 に、開催されるのであります。

        でもって、我らが TM-SQUARE は、
        スイフトのパーツを企画/販売するメーカーとして、
        意地とプライドをかけて、今年も挑んでこようと思っております。

        まずは、今年の車両スペックをご紹介しますと、こんな感じでございます!!

        REV SPEED 筑波 スーパーバトル の仕様 (予定)

        車両     TM-SQUARE 6号車 (ZC33S)

        ドライバー  田中 ミノル


        ホイール   F   CLEAR WAYS TT-10F  10.0J-18 +25  
               R  BBS RG-R 8.5J-17 +55

        タイヤ    F   KUMHO V700  285-30-18(K91)
               R   KUMHO V700  235-40-17(K61)

        ダンパー   TM-SQUARE  Type TD


        スプリング  HYPERCO   F 1200ポンド  (21.4k)
                       R 1200ポンド  (21.4k)

        Fロアアーム      ピロ ロアアーム(試作品)

        トーションビーム   TM-SQUARE 試作品

        ブレーキパッド     F ZONE 05K   R ZONE 88B

        ブレーキフルード    ZONE ZF-031

        エンジン       純正

        タービン       純正

        ミッション      純正

        ファイナル      純正

        インテーク      純正

        エキゾースト             TM-SQUARE スポーツ触媒 試作品
                   TM-SQUAE コンプリート マフラー R-60

        ECU          2019 スーパーバトル専用 DATA

        フライホイール    TM-SQUARE 試作品

        エンジンオイル      TM-SQUARE K14C (3.9L)

        インタークーラー   TM-SQUARE 試作品

        E/Gマウント     TM-SQUARE  3点

        LSD         TM-SQUARE  デュアルコアLSD

        ミッションオイル    BILLION OILS FF-750

        ボディワーク     TM-SQUARE フロントバンパー
                   TM-SQUARE リアバンパー
                   ワイドフェンダー 試作品

        空力デバイス     F カナード 試作品
                   R ガーニーフラップ 試作品

        軽量化        助手席 外し
                   Rシート 外し

        まぁ~、ポイントになるのは、
        ノーマルエンジン、ノーマルタービンの組み合わせにて、セットアップと、ドラテクと、ワイドなタイヤと、ダウンフォースにて、コーナリングスピードを突き詰めて、タイムを削るという ある面、TMらしい 挑戦なのであります。ハイ。

        でもって、目標タイムは・・・、

        1分03秒台 でございます。

        もちろん、今まで、数々のテストを行いましたが、
        ZC33S では、1分03秒台なんて、見たことはありません・・・。

        でも、毎回、テストにて、
        我々が地道に行ってきた セットアップを集結させ、
        アタック当日のコンディションが良ければ、
        道が開けることを信じて、頑張りたいと思います。

        いつも思いますが、タイムアタックは、物理です。
        タイムが出るかどうかは、我々が、どのように計画を立て、
        どれぐらい計画どうりに、
        クルマを速く走らせることができるかが、すべてです。

        そして、ノーマルエンジンと、ノーマルタービンにて、
        1分03秒台 という目標に向かって、
        今年も、全力で挑んでこようと思っていますので、
        みなさん! どうぞ応援して下さいね!!

        頑張ります!

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          ZONE
          2019.10.10 TC2000 開発テスト! <ZC33S>

          2019年10月13日(日)

          先週、木曜日は、TC2000 まで、テストに出かけておりました。

          でもって、今回のテストの目的は、タイヤサイズの選定と、
          そのタイヤに対するスプリングレートの適合でございました。ハイ。

          ですから、いろいろなタイヤを持ち込んで・・・・・、

          スプリング(バネレート)を
          ジャンジャン換えるといった感じのテストなのであります。

          それでは、テストの様子を 撮影した 
          2本の動画を ご紹介したいと思います!!

          まずは、第一セッション終了後の動画を!!

          そして、第二セッション終了後の動画でございます!!

          でもって、少々マニアックですが・・・・、
          使用後のタイヤ表面でございます。

          左フロント(左がアウト側 右がイン側 です)
          イン側から
          アウト側から

          ちなみに、こちらは、91コンパウンドでございます。

          で、タイヤの顔は、まずまずですが、
          あれがチョット、合ってない感じも、しますよね~。そう、あれが・・・(笑)

          でもって、こちらは、リアタイヤでございます!

          左リア (左がアウト側 右がイン側 です)

          イン側から
          アウト側から

          で、こちらも、あれが合ってない感じも、しますが・・・、
          まぁ~、リアは、こんな感じで、「まぁ、いいか!」と、
          思っております。ハイ。
          もちろん、超個人的な意見でございます・・・・・・(笑)

          そして、そして、こちらの車載動画が、
          先週、木曜日の BEST Lap でございます。 

          もと、もっと、精進します!

          ということで、12月のタイムアタックに向け始動した、
          TM-SQUARE タイムアタック強化部隊 の 様子を
          田中ミノル がお伝えしました!!

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            ZONE
            2012 勝手に「道場破り」 in TC2000 (ドラテク編)②

            2012年12月29日(土)

             

             

            さあ、今日は、TC2000 ドラテク編 の2回目です。

             

            前回お話した、

            「バンク」 のレールに、ガッツリ タイヤを はめ込むための ノウハウ

            ご理解いただけましたでしょうか?

             

             

            ということで、今回は、

            1ヘアピンの立ち上がりからの続きを!

             

             

            「バンク」 のレールに乗って、クリッピングポイント付近まで、 

            ハイスピードで進入してきたら、

            これまた、一番 縁石に近づく、ほんの少し手前から、

            アクセルを少しだけ ON!

             

             

            このアクセルで、しっかり、LSD を効かせて、

            もうひと曲がりしてから、徐々に加速を強めていきます。

            (まだ、この部分でも、レールに乗っています)

             

             

            でもって、アウトの縁石が見えてくるあたりで、

            アクセルは100% となります。

             

             

            17

             

             

            このアウトの縁石は、

            使い方に、ちょっとした 「コツ」 があります。

             

            1ヘアピンは、かなり 「バンク」 が強く、

            この 「バンク」 は、出口に向かって 緩やかになり、

            縁石のある あたりでは、フラットとなります。

             

             

            ですから、インの縁石と、出口の縁石を 

            直線で結んだようなラインで、アクセルの踏み込み量が多い場合は、

            想像以上に、クルマがアウト側に膨らみ、カンタンに縁石の外側まで行ってしまいます。

             

             

            田中ミノル式 の立ち上がり方は、

            イン側をしっかりクリップした後、

            雨ラインのように、少々ワイドっぽく、立ち上がり、

            アウトの縁石付近では、

            できるだけ、縁石に対して角度が付かない(縁石と平行)状況で、

            ガッツリと、縁石の上もラインにする 作戦です。

             

             

            23

             

             

             

            1ヘアピンの立ち上がりは、

            TC2000 で一番、タイムに影響する部分ですので、

             

            ステアリングの切り角を少なくし、トラクションを路面に伝え、

            立ち上がりスピードを稼ぐことと、

             

            出口では、「バンク」 がなくなり、

            急に路面がフラットになる という状況に、しっかり対応できる、

            この作戦が、有効だと思います。

             

             

             

            また、一部エキスパートの方々は、

            イン側の縁石をガッツリ使って(時にはタイヤを引っ掛けて)

            走る方法もあるようですが、

             

            スプリングレートが高いと、

            この作戦では、アクセルを踏んだ状態にて、縁石から下りる時、

            トラクションが抜けてしまします。

             

            このトラクションが抜けない場合は、縁石ガッツリ 作戦も有効ですが、

            正式競技では、縁石の内側(グリーンの部分)にタイヤがタッチすると

            ペナルティーになりますので、かなり微妙な感じですよね・・・・・・。

             

             

             

             

             

             

             

            1ヘアピンを強烈なトラクションで立ち上がると、

            ③ ダンロップコーナーに向けて、

            素早く、コース左側にクルマを移動させます。

             

             

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            なぜ素早くかというと、

            ダンロップの進入前に、荷重が大きく変化している途中で、

            ステアリングを切り出すことを避けたいからです。

             

             

            たとえば、1ヘアピンを立ち上がって、一番スムーズなラインで、

            コースの 右側から、左側に、クルマを振ると、

             

             

            1ヘアピン立ち上がり   →   右荷重

            コースの 右側から左側に、移動する時   →   少し右荷重

             

            この状態で、ダンロップコーナーに向けてステアリングを切ると、

            右側にいた荷重が、一気に左側にかかることから、

            クルマが、不安定になってしまいます。

             

             

             

             

             

            でも、少し早めに、クルマを左側に振ると、

             

            1ヘアピン立ち上がり   →   右荷重

            コースの 右側から左側に、移動する時   →   少し右荷重

            早めに、左に振ることで、少し ストレートがある   →   左右均等の荷重

             

            となります。

            この状態だと、荷重が左右均等の状況から、

            ダンロップコーナーへ向けて、ステアリングを切ることができます。

            (ダンロップコーナー手前で、2→3 とシフトアップしてくださいね!)

             

             

             

            もちろん、荷重が右から左に変化することで、

            キッカケになり、曲がりやすいという 意見もあるかと思いますが、

            それは、アクセルを いったん戻して、進入する場合です。

             

             

            ダンロップコーナーを 

            全開 もしくは、ほんの少しだけ

            アクセルを戻した状態 (アクセル開度 70~80%)で、走る場合は、

            ステアリングを切る時、静かな荷重状態が、なんと言っても有利です。

             

             

             

            また、このダンロップコーナーは、ドラテクというより、

            ステアリングを切った瞬間から、クルマがどれぐらい曲がってくれるかが、

            ある面すべてとなりますので、シッカリ曲がるように、セットアップすることが、

            ドラテク以上に重要です。

            決して、根性や、勢いで、全開にできるコ-ナーではありませんので、

            お間違いないよう・・・・・・・。

             

             

            なお、ドラテク的に、重要なことは、

            絶対に、インの縁石にはタッチしないことと(タッチするとクルマが大きくジャンプ!)、

            アウト側縁石の上で、ステアリングを切らないことです。

             

             

            もし、アンダーステアっぽく、立ち上がり、

            根性?で、全開状態を続け、アウト側縁石の上に、

            ステアリングを切った状態で乗ると・・・・・・・、

             

            オクトパスダンス(別名 タコ踊り・・・笑)が、待っており、とっても危険です。

             

             

            万が一、ステアリングを切った状態で、

            アウト側縁石に乗らなければならないなら、

            潔く、ステアリングを戻して(ストレート状態にして)、

            アウト側縁石の外側(芝生の上)に出て行ったほうが、キズは浅いです。

             

             

            この状態は、アウト側縁石より手前で、「ヤバイ!」 と思った瞬間に、

            アクセルを戻せば、イイだけですので、

            往生際の悪さが、大きなダメージになることをシッカリ理解してください。

             

             

             

            そして、③ と ④ の中間である、80R へと続きます。

             

             

             

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            パワーのある車輌なら、ダンロップコーナーの立ち上がりは、

            アウトいっぱいまで行かず、この 80R を可能な限り、

            アクセル全開で走れるようなラインを取りますが、

             

             

            ノーマルエンジンのスイフトなら、

            ダンロップコーナー出口をアウトいっぱいまで使っても、

            問題なく、80R は、全開のまま走れると思いますので、

            重要なドラテクは、ありません。

             

             

            しかし、スピードもかなり高いので、

            急激なアクセルOFFは、とっても危険です。

             

            ですから、しっかりコースが把握できるまでは、

            徐々に、全開にできるよう ステップ BY ステップで、走ってくださいね。

             

             

             

            そして、お次は、④ 2ヘアピンです。

             

             

             

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            このコーナーも、強烈に「バンク」 が付いていますので、

            ポイントは、1ヘアピンと同じ。

             

             

            3→2 とシフトダウンをして、

            ブレーキング区間を ナナメ にとって、

            早めに、ブレーキリリースを行い、

            「バンク」 の中にある レール に、ガッツリ はめ込むだけです。

             

            また、2ヘアピンでは、

            立ち上がりの 「バンク」 は、1ヘアピンより、長めですので、

            通常のラインで立ち上がって、OKです。

             

             

             

             

            そして、ひたすら、裏ストレートを全開。

            4速までシフトアップした状態で、⑤ 最終コーナーを迎えます。

             

             

             

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            最終コーナーのポイントは、

            曲がらないクルマなら、頑張って飛び込んで、

            フロント荷重の状態で、向きを変える必要がありますが、

             

            ダンロップコーナーが、

            全開か、ほんの少しアクセルの角度が緩むレベルぐらい、

            セットアップが進んでいれば、

            入口を飛び込まなくても、コーナーの中で、クルマは、グイグイ曲がってくれます。

             

            また、クルマがある程度曲がる場合、

            アクセルオンのポイントは、かなり手前となることから、

            最終コーナーでのボトムスピードは、かなり高くなります。

             

             

             

            イメージ的にお伝えすると、

             

            曲がるクルマの場合、

            1) ナナメに軽いブレーキング

              (ブレーキより、ステアリングの方が、先です)

            2) 4→3 にシフトダウン

              (コーナリング中のシフトダウンです)

            3) この段階で、待つことなく、クリップより、遥か手間で、アクセルON

              (完全に全開には、なりませんが、ほぼ、全開のイメージです)

            4) この状態で、クルマはどんどん曲がります

            5) クルマの曲がり具合に合わせて、問題ないなら、全開のままインをクリップ

            6) そのまま、アウト縁石まで全開

            となります。

             

             

             

             

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            また、少々、アンダーステアが強い場合は、

             

             

            1) ナナメに軽いブレーキング

              (ブレーキより、ステアリングの方が、先です)

            2) 4→3 にシフトダウン

              (コーナリング中のシフトダウンです)

              と、ここまでは同じ

            3) アンダーステアの量に合わせて、ここで、待ちが必要

            4) クルマが、出口方向を向きはじめるにしたがって、アクセルON

            5) クルマの曲がり具合に合わせて、アクセル開度調整

            6) インのクリップあたりからは、全開にて、アウト縁石へ

             

            となってしまします。

             

             

             

            また、ダンロップコーナーと同様に、

            インのクリップで、クルマの向きが変わっていないのに、

            強引にアクセル全開で立ち上がると、アンダーステアにより、

            コースが足りなくなってしましますので、ご注意を!

             

             

             

             

            反対に、インのクリップから先、全開になっているにもかかわらず、

            オーバーステアが出る場合は、セットアップが間違っています。

             

             

            リアに極端にグリップしないタイヤを入れたり、

            リアタイヤが温まっていなかったり、

            セットアップ的に、ド・オーバーのセットをした場合 のみ

            アクセルを踏んでからも、オーバーステアとなりますが、

             

            このバランスで、最終コーナーの進入を頑張ると、

            ほぼ間違いなく、アクセルOFF の状態で、スピンしますので、

            アンダーステアだからといって、極端にオーバーステア方向にすることも、

            注意が必要です。

             

             

             

             

            以上、かなりの長文となってしまいましたが、

            ご理解いただけたでしょうか?

             

             

             

            では、最後に、REV スーパーバトル にて、単独で出した、

            1分 7秒 5 のラップを 動画にて、どーぞ!!

             

             

             

             

             

             

             

            タイヤが、一番美味しい状態で、出した、

            自称 スーパーラップ です!

             

             

             

             

            (オイルがなければ、ダンロップは、全開で行けたになぁ・・・・・・・・・)

            ZONE
            2012 勝手に「道場破り」 in TC2000 (ドラテク編)①

            2012年12月26日(水)

             

             

            いやはや・・・・、

            またまた、アップが、かなり遅くなりましたが、

             

            今回は、12/7 に行われた 

            REV スーパーバトル の ドラテク編 です。

             

             

             

            では、何はともあれ、

            BEST ラップ (1分7秒4) となった、車載動画から

            見ていただきたいのですが、

             

             
            じつは、この 2ラップ前に、アタックを終了し、

            ピットに入ろうと、スロー走行をしていたら・・・・・・・・・・、

            バックミラーで、アールズ号(番場選手)を発見!

             

             

             

            で、ガッツリ 1LAP スリップを ご馳走になったら、

            それまでの BEST を 0.1秒 短縮!!

             

             

            少々、タイヤのグリップが下降線をたどっていた状況での

            BEST 更新 ですから、やっぱ、スリップストリームは、効きますよね~。

             

             

            ということで、まずは、こちらを どーぞ!

             

             

             

             

             

             

             

             

            もうちょっと、距離が詰まってたら・・・・・・、

            とも思いますが、

            大変美味しゅうございました!!

            (番場選手、アールズのM社長 ご馳走様でした!)

             

             

             

             

             

             

            では、ドラテクをはじめたいと思います。

             

             

            まず、TC2000 のコースレイアウトは、下記のとおり。

             

             

             

            12

             

             

             

            3つのタイトコーナー(1コーナー、1ヘアピン、2ヘアピン) と

            2つの高速コーナー(ダンロップコーナー、最終コーナー) で、

            構成されている、コースなのですが、

            (ノーマルエンジンのスイフトの場合、③ と ④ の間にある 80R は直線です・・・・・)

             

             

             

            TC2000 を攻略するのに、一番重要なこと、

            それは、すべてのコーナーに 「バンク」 が、付いているということです。

             

             

             

            コーナーに、「バンク」 があると、

            通常のフラットなコースとは、一部、考え方を変えないと、

            速く走れません・・・・・・・・・・。

             

             

             

             

            では、田中ミノル式 TC2000 攻略法 をスタートしましょう!

             

             

             

             

            まず、メインストレートに続く、① 1コーナー は、

            ブレーキング 開始区間 は、かなりの上り坂になっています。

             

             

             

             

            21

             

             

             

             

            上り坂 & ブレーキング では、

            思った以上に、車速が落ちますので、

             

            少々、レイトブレーキにて、飛び込みますが、

            (クリップ近くまで、フロント荷重をキープしたいので)

             

            ここに、まず、落とし穴 が ひとつ・・・・・・。

             

             

            じつは、ブレーキを開始する部分は、かなりの上り坂なのですが、

            途中で急に、路面がフラットになるのです。

             

             

             

             

            31

             

             

             

            だから、飛び込み過ぎて、

            ブレーキが強いままだと、フラットになった瞬間、

            「さようなら~!」 と、なってしまします。

             

             

             

             

            1コーナーのブレーキングをイメージでお伝えすると・・・・、

             

             

             

             

            1) ブレーキを踏む前に、少しステアを切り、クルマをナナメにする

              (理由は、直線状態で、減速するほど、車速が高くないからです)

             

            2) フルブレーキ!
              
              (でも、クルマがナナメになっている分だけ、直線でのブレーキほどは強く踏めない)

             

            3) ブレーキリリースをスタートさせるポイントは、かなり手前から

              (路面が、フラットになる手前から、リリースは、はじまっています)

             

            4) イン側の縁石に、一番近づく ポイントの 5~10m 手間でブレーキ終了

             

             

            どうでしょうか?

            イメージ伝わりましたでしょうか??

             

             

            たま~に、 1) のアクションをかなり過激にやる人がいますが、

            田中は、クルマに不安定な要素を発生させることなく、

            あくまでも、スムーズにやる方が、速いと思います。

             

             

            また、3) ブレーキリリースのポイントは、

            スピードと、クルマのウエイト(慣性)をコーナーの奥まで持ち込みたいので、

            かなり、早目から行います。

             

            この精度にて、ハイスピードで、

            1コーナーが、曲がるか、曲がらないかが、決まります。

             

            真っ直ぐ行って、アウトから、「カックン」 と曲がるような、

            ラインでは、まったく、速く走ることはできません・・・・・・・・。

             

             

             

             

             

            で、イン側の縁石に、一番近づく ポイントでは、すでに、アクセルON!

             

             

             

             

            41

            (アクセルに足が乗るのは、このあたり)

             

             

             

             

            しかし! 全開になるのは、まだ先で、

            ほんの少しだけ、アクセルに足が乗る LSD を有効活用する ためのアクセルです。

             

            全開を100% とすると、10% ぐらいのイメージで、

            こんなときに、Ver.3 ECU が、抜群の効果を発揮するんですね~!!

             

             

             

             

            もちろん、このパートでのアクセルは、

            クルマが、ヨコG に、ギリギリ耐えている状況ですから、

            少しでも、アクセルを ラフに開けると、そのまま、アンダーステアになります。

             

            (もし、一気にアクセルを開けても、アンダーステアにならない場合は、

            ボトムスピードが、遅過ぎます・・・・・・・・)

             

             

             

            それから、ヨコG が、かかっている間は、

            タイヤに残っているグリップに、

            相談しながら、アクセルを開いていきます。

             

             

            これまた、イメージですが、

            アクセル ON (10%) → 全開 になるまでの時間は、1.5秒 ~ 2.0秒 です。

             

             

             

            51

            (このあたりで、全開になります)

             

             

             

             

            そして、全開のまま、1コーナーを立ち上がり、

            S字手前で、3速にシフトアップ。

             

            そのまま、全開で、S字を走り、

            TC2000 最大の難関、1ヘアピンへと向かいます。

             

             

             

             

            61

             

             

             

             

            ② の 1ヘアピンの特徴は、

            やっぱ、「バンク」 が強いことですね~。

             

             

            では、ブレーキングの 「キモ」 から、はじめましょう。

             

             

            S字を最短距離で走ってきて、

            S字右側の縁石から、右リアタイヤが、離れた瞬間あたりから、ブレーキを開始。

            (かなり飛び込んでいますので、最初は縁石の手前からね!)

             

             

             

             

            71

             

             

             

            ここから、イン側縁石を目がけて、ナナメに、真っ直ぐ、

            短くて強いブレーキング(減速のためのブレーキング)。

             

             

            ポイントは、「ナナメに、真っ直ぐ」 です。

             

             

            決して、ブレーキング区間で、ラインを外側に膨らませてはいけません・・・・。

             

             

            理由は、ラインを外側に膨らませると、

            ガッツリと、強いブレーキができなくなり、

            コーナーの中で、フロントの荷重が不十分になるからです。

             

             

            要するに、ここは、ラインより、「姿勢」 優先です。

             

             

             

             

            ただ、ここで、一点 注意事項があります。

            それは、ブレーキング区間は、路面に水が溜まらないように、

             

            かなり カマボコ状 になっており、

            これを ナナメ に カットすることから、

             

            場所により、ブレーキが よく効くタイヤと、

            あまり効かないタイヤが発生します。

             

             

            カマボコ状 の頂点までは、全体的にブレーキは、よく効きますが、

            頂点から先は、左フロント、左リアの順番で、タイヤのグリップが、

            弱くなることから(荷重が、あまりかからないので)、

            ABS が介入しやすくなりますので、ご注意を!

             

             

            で、減速のためのブレーキを終了し、

            曲がるために、ブレーキリリースをはじめるのですが、

            1ヘアピンも、リリースをはじめるポイントは、かなり早目からとなります。

             

             

             

            そして、ブレーキリリースと共に、

            「バンクに乗る」 という、「バンク」 独特のテクニックが必要となります。

             

             

             

            では、詳しく解説しましょう。

             

             

             

            「バンク」 の中を 速く走るには、

            早く 「バンク」 に合わせた角度と、適正な荷重状況にしなければなりません。

            (これが、バンクに乗るための準備です)

             

             

            ご存知のように、「バンク」 では、

            タテG (遠心力により、路面に押し付けようとする力) が、発生します。

             

            この状況は、コーナーをハイスピードで曲がるために、非常に好都合なのであります。

             

             

            イメージで言うと、コースに レールが敷かれていて、

            ガッツリ そのレールに、タイヤを はめ込んで 走るような感じです。

             

             

            そのためには、そのレールの上を走る必要があり、

            レールに対する角度が違ったり、

            荷重が極端にフロント過ぎると、このレールに乗ることができないのです・・・・・・。

             

             

             

            このレールは、ブレーキが終了する寸前あたりから、存在していますので、

            1ヘアピン最大のポイントは、

             

            真っ直ぐ、強い、ブレーキ(直線状態)から、

            ブレーキの後半で、丸~く ラインを変化させて、

            バンクの傾斜に、いかにスムーズに車の向きを

            合わせることができるかが、とっても重要なのであります。

             

            (最後まで、ラインが直線的だと、レールを横切ってしまうので!)

             

             

            もちろん、いったん、外に振って、丸くするのではなく、

            直線状態からイン側のスペースを使用して丸くします。

             

             

             

             

            NG なパターンとしては、

             

            1) ブレーキが後半でも緩まず、

               強いブレーキのまま 大きなフロント荷重で、レールに近づく

              (フロント荷重は重要ですが、前傾が強すぎると、レールに乗れない)

             

            2) 真っ直ぐ飛び込んで、パキン!と ステアリングを切る

              (ラインに、丸い部分がないと、レールには乗れない)

             

            3) 大外から進入し、アクセルを踏んだ状態で、レールに乗る

              (アクセルを踏んだ状態では、レールの効果が半減する)

             

             

            となります。

             

             

             

             

            ですから、真っ直ぐ飛び込んでも、

            ブレーキリリースを早め、ステアリングを少し切り込み、

            スピードを持ったまま、クルマの向きを変えはじめるのです。

             

            これがうまくいくと、

            ブレーキングの前半は、直線的ですが、

             

            後半は、ラインが、丸~くなってきて、

            バンクの一番美味しいところ、

            そう、レールに、タイヤが、挟まれることで、

            ガッツリとグリップしてくれるのです!

             

             

             

             

            81

            (レールのはじまり あたり)

             

             

            91

            (レールに、ガッツリ乗った あたり)

             

             

             

             

            何度も言いますが、

            ポイントは、直線的に飛び込んで、

            いかに、そのあとラインを丸くできるかです。

             

             

             

             

            そのためには、ブレーキリリ-スが、はじまるポイントが、

            手前であることが、何よりも、需要なのであります。ハイ。

             

             

             

             

            いかがでしょう?

            イメージばかりのお話ですが、ご理解いただいたでしょうか??

             

             

             

             

             

            ということで、

            1コーナー & 1ヘアピン 飛び込みだけで、

            かなり語ってしまいましたので、続きは、次回ということで!

             

             

             

            つづく!

            ZONE
            REV スーパーバトル 2010

            2010年12月14日(火)

            報告がかなり遅くなって、すいません・・・・。

             

            田中のプライベートブログ でも、

            お伝えしたとおり、波乱万丈な、イベントでした。

             

             

             

            12/8 の夜・・・・、

             

             

             

            p1310092

             

             

             

             

            そして、12/9 の事前テストと、

            トラブルに見舞われ・・・・・・・、

             

             

             

             

            p1310274

             

             

             

             

            2日連続の徹夜・・・・・・・。

             

             

            もう、みんな、ヨロヨロの戦いでしたが、

            何とか、ノーマルエンジンでは、

            前人未到の8秒台を叩き出し、

            足廻りをはじめとする、TMパーツの底力を

            ご披露できたのではないかと、思っています。

             

             

             

             

             

            でも、今回の戦いは、厳しかったです・・・・・。

             

             

             

            だって、ノーマルエンジン に、

            ノーマルエキマニ(純正触媒)に、

            ノーマル中間パイプ(純正触媒)で、

            8秒台に入れたんですから・・・・・・・。

             

             

             

             

            同乗走行された方には、

            ご理解いただけると思いますが、

             

            TM2号車は、まったくのノーマルエンジン。

            エンジンを降ろしたことも、

            ヘッドをめくったこともないのですが・・・・・、

             

            一部の方からは、

            「ノーマルエンジン、ノーマルエンジンって言っても、

            何かしてあるんでしょ?」 って、

            なにやら、疑惑があったようです・・・・・・・。

            (ま、レースみたいに、終了後、車検がありませんからね・・・・)

             

             

             

            でも、今回は、事前テストでエンジンが壊れ、

            急遽、スイフトオーナーの方からエンジンを

            お借りして、出走しましたので、

            エンジンチューニング疑惑は、完全に払拭です。

             

             

             

            だから、正真正銘 ノーマルエンジンでのタイムなのです。

             

             

             

             

            田中が走行したのは、2セッション。

            (NEW タイヤが、2セットしかなかったので・・・・・)

             

             

            両セッションとも、8秒台が出たのは、

            たったの1回のみ。

             

            その BEST が、

            1:08:81 と、 1:08:80 。

             

            なんと、その差 1/100秒!

             

             

            もう、これ以上でない!!  って、

            感じでした。

             

             

             

             

            この歳で、2日連続の徹夜はかなり効いたようで、

            土曜日/日曜日は、完全にダウン・・・・。

             

             

             

            でも、気持ちのいい疲れです。

             

             

             

            もし、エンジンを提供していただくことが

            できなかったら、

            イベントには、参加できなかったわけですから

            間違いなく、エンジンチューニング疑惑は、広がっていたでしょうね~。

             

             

             

            ノーマルエンジンなら、壊れることはないから、

            絶対に・・・・・・、ってね。

             

             

             

             

             

            でもね、ノーマルエンジンでも、壊れるんですよ。

            こんなことしたら・・・・・・・・・・・。

             

             

             

             

            p1310268

             

             

             

             

            もちろん、田中の指示です。

            だって、1/100秒 でも、どうしても欲しかったんです・・・・。

            (油量を下げると、フレクションロスが・・・・・・・・)

             

             

             

            ま、自業自得です。

            間違いなく。

             

             

             

             

            良い子のみなさん、決して真似しないでくださいね!

            きっと徹夜に?なりますよ~。

             

             

             

             

            とま~、波乱万丈な、

            REV スーパーバトルだったのです。

             

             

             

            走れて、ホント良かったです・・・・・・。

            ZONE
            いよいよ、出発です!

            2010年12月08日(水)

            明日の最終テストに向けて、

            今から、荷物の積み込みを

            行います。

             
            先日の決意表明では、みなさんから、

            たくさんの 賛同、応援、激励 をいただき

            ホント嬉しかったです!

             

             

            誰にも負けない、NA最強のラップタイムを叩き出した、

            次のステップは、

            ノーマルエンジン ノーマルエキマニ、ノーマル中間パイプ での

            戦いです。

             

             
            足廻り、ECU、ボディーパーツという、

            多くのスイフトオーナーと、同じ仕様の2号車で、

            どこまでのタイムが出せるのか、

            とっても楽しみで仕方がありません。

             

             

            天気予報によると、気温も低く、

            気圧は高そうですので、コンディション的には、

            申し分なさそうです。

             

             
            またまた、勝手な田中のラップタイム予想は、

            コンディションも加味して・・・・・・・・・、

             

             

            トップフューエル 号  1:02:4

              理由  スパ西浦で、大井さんが、「足をやらなければ・・・・・」 と言っていたので!

             
            トライフォース 号   1:06:6

              理由  度重なる事前テストに、数々のパワー系パーツなら、これぐらいかと!

             
            TM-SQUARE 号   1:08:3

              理由  当日のコンディションを加味し、0.2秒 ハードルを上げてみました!

             

             
            ぐらいになるのではないかと、思っとります。ハイ。

             
            田中の通勤快速が、足廻りチューニングと、

            ドラテクと、メンティナンスだけで、

            いったいどれぐらいのタイムを出せるか。

             

             

            いや~、楽しみですね~。

             

             

            もちろん、今回の セッティングDATA は、

            包み隠さず、みなさんに公開しますので、

            そちらも、ぜひ、お楽しみに!

             

             

             
            そうです、戦いは、いよいよ なのです!!

             

             

             

             

            2010_apr11-03531

            ZONE
            ハイパーミーティング 予選 の 動画!

            2010年04月14日(水)

            昨夜、田中の プライベートブログ に、

            渾身の予選アタックの動画をアップしましたので、

             

            ご興味がある方は、ぜひ、です!

            田中ミノル プライベートブログ